飲食店開業にあたっての物件選びのコツとは?

物件の内見

飲食店を開業するとなったら、大切なのがどこに店を構えるかです。

人通りが多ければ多いほどいいんでしょう?と思われるかもしれませんが、実はそんなに単純なものでもありません。

今回は飲食店開業にあたっての物件選びのコツとは?についてまとめてみましたので、これから飲食店の立地を考えたいという人は、参考にしてみてくださいね!

繁盛店にするための立地条件とは?

どういうコンセプトにするのかを考える

例えば背油たっぷりのラーメン屋を始めたいとなった場合、高級住宅地のど真ん中に店を構えるのは無理がありますね。逆に高級フレンチレストランを学生街に開くのも無謀すぎます。

このように自分の始めたい店のコンセプトに合った立地を選択するというのはとても大事です。

例えば質より量のガッツリ系飲食店を学生街に、素材にこだわった高級イタリアンレストランを高級住宅地にというように、自分の開きたい店のコンセプトと立地のバランスを考えて、その土地のニーズを知ることが重要です。

時間と客層を考える

オフィス街であれば昼はランチ、夜は居酒屋というスタイルの店をよくみかけますが、これはサラリーマンが昼休みにはお昼ごはんを求め、就業後はお酒の飲める居酒屋を求めるため、理にかなっているのです。

繁華街であれば、昼は学生向けのカフェ、夜は大人向けのバーになる店も多いですね。

時間帯によってターゲットが変わるのであれば、店のスタイルも柔軟に変えるという姿勢も大事です。

人通りを考える

ラーメンなど客単価を低く回転率を上げたい場合は、人通りの多い立地が有利になります。また人通りの多い立地は、看板が広告になり通行人がそのまま見込み客になるので、失敗するリスクをその分減らすことができます。

こだわりのカフェやレストランなど客単価を重視する場合であれば、駅から少し離れた立地に店を構えることにより、家賃を抑えられるばかりでなく、駅前の喧騒から離れることで雰囲気を大事にすることもできます。

居抜き物件か、スケルトン物件か?

居抜き物件とは?

居抜き物件とは、前の店が使用していたキッチンや冷蔵庫などの什器、内装などがそのまま使える状態で残っている物件のことです。開業するにあたって内装費や設備投資費を浮かせることができるわけですから、大幅な節約になるという大きなメリットがあります。

一方で前の店と自分の始めたい店のコンセプトが全く違う場合、店の設備が全く使い物にならない恐れがあります。もしくは店の設備に合わせる場合には自分のコンセプトを大幅に曲げる必要性が出てきます。

また前の店がどういった経緯で店を閉めることになったのかも調べておくとよいでしょう。もしも立地が不利なために閉店になったのだとすれば、同じリスクを背負うことになるからです。

スケルトン物件とは?

一方でスケルトン物件とは、内装設備などが一切ない物件のことを言います。自分の好みやコンセプトに合わせて設備を準備することができますが、その分お金と時間がかかってしまうというデメリットもあります。
また店を撤退することになったときに現状復帰(借りたときの状態に戻す)が条件になっている場合もあるので、確認が必要です。

内装工事の重要さを教えよう

内装って大事なの?

店に人を呼ぶためには外観に力を入れなくてはと思われるかもしれませんが、実は内装も外観と同じくらいこだわる必要があります。何故ならお客様は美味しいものを食べるのと同じくらい、雰囲気の良さも重要視するからです。

残念ながらどんなにおいしいコーヒーを入れても、安っぽい内装ではコーヒーの味まで落ちてしまうように感じるものです。またどんなに素材に気を使った高級フレンチレストランを開業しようとしても、居抜き物件で汚い内装のままでは店の衛生面を疑われてしまいかねません。

内装を決めるポイントについて

お客様の視点に立って内装を決めるというのはとても大事ですが、従業員の動線や使い勝手も考えた内装を考える必要があります。テーブル数や配置などによって客数や回転率も変わってきますし、売り上げにも関わってくるからです。

客単価、ターゲット、立地、コンセプト、予算などすべてのバランスを総合的に考えた上で内装を決めるようにしましょう。

その他、開業の基礎知識の記事はこちら → 飲食店経営の成功を左右する、人材について

まとめ

飲食店開業にあたっての物件選びのコツについてまとめてみました。

立地を絞る前に、しっかりとコンセプトを練ることが重要だということがわかりますね。

なるべくたくさんの人に愛される店を作るために、十分な調査をして、後悔しない立地を選ぶようにしましょう!